HTMLの取り扱いに悩みました。私はプログラマ時代「C言語」
を使っており、これはコンパイルというひと手間が必要で、また、
表示処理もプログラム自身が管理しなければならず、さらには
「語弊」
を絶対に許さない仕組みだったのです。
ところがHTMLは語弊も上等。語弊を怖れずに言えば、みんなが
勝手に作ったものを持ち寄ってきて、それ「いいね!」と統合して
できたものですから、厳格な規定より現実の運用が優先されてきた
のです。
この「語弊」を感覚的に理解するのに1年以上かかりました。私見
ですが、正規のプログラミング教育を受けた人間のほうが、
ホームページ作りは難しかったのではないでしょうか。
良い意味での「適当」で良いのです。
ところが、技術者や出版社、コンサルタントといった方々は
「厳格運用」を好みますし、その普及に余念がありません。
総じて彼らは「真面目」で「良心的」で、これが裏目に出た時に
原理主義者に走ります。そしてHTML5こそ福音をもたらす
神の言葉だと布教して、その脇で詐欺師や情報起業家が小金を稼
ぎますのでご注意を。
本稿は特に最後まで、あるいは最後だけでも「拡散希望」。
■心得其の194
「HTML5リフォームにご用心。bタグ上等! 原理原則とリアル」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/12/08/9327