七夕にガラパゴス化する社内専門家0.2(マイコミジャーナル)

 今年の関東地方は織り姫と彦星が逢瀬できそうですが、
しかし天帝も野暮なことをするものです。まぁ今風にいうなら
牧畜業と養蚕業からの「搾取」で、働け働け働けという蟹工船
ならぬ牛工船、機工船といったところでしょうか。

IT業界の話を聞いていて鼻で笑ってしまうことが多いのは
こうした社長を知っているからです。年に1回、決算で余った
儲けの使い道ぐらいにしかITをみておらず、何度話しても
年に1回なので新鮮な気持ちで耳を傾け、さわやかに忘れて
いきます。

さらに問題は「社内専門家」の存在です。
彼に悪意がなくても多忙が彼を無能に近づけるというジレンマが
あります。特にITやOAの世界では。

天の川を隔てたふたりの逢瀬のように永遠に変わらない
喜劇のような悲劇・・・と、気づいていない点も七夕伝説と
重なります。

神話や童話にケチをつけるのも野暮ですが、私なら牛を
扇動して天帝の家につっこむなり、織り姫に天の川のわたれる
ロープをおらせるなどしてどうにか会える方法を考えるのでは
ないかと。

それがふたりの幸せならば。
なんだか本稿の社長とおなじくこの伝説のふたりの愛には
必死さが足りないというかなんというか。お伽噺で目が血走った
恋愛されてもそれはそれで困るのですが。

七夕にガラパゴス化する社内専門家0.2(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/021/index.html

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