この話を聞いて取材し、驚いたのが「営業インターン」という存在。それは使い捨ての営業という意味か、ただの歩合制のアルバイトかに首をひねります。
インターンとは技術を学ぶための勤労奉仕。学生は経験と体験を、会社は労働力を・・・というより、実際には「使えない奴」を手元に置くデメリットの方が現場としては大きいでしょう。だから「社会貢献」といったほうが正確ですが、優秀な人材がいれば「青田買い」ができるメリットが会社にはあります。
ところが「営業インターン」は全く異質のものです。営業経験したければ、むしろ営業専門会社にアルバイトではいる方が正解です。うろ覚えですが、サイバーエージェントの藤田社長も、学生時代の営業アルバイトからズルズルと起業へと向かっていったと。
結局「客」を掴めば、会社員か社長かに大した違いはないのです。それを「インターン」とオブラートにつつみ、労働力を搾取する会社の薄汚さにイラッとしますが、大学生にもなって、そんな構造もしらないなら、騙されるのも社会勉強なのでしょうが、本稿で指摘するように「迷惑」を拡散するのはいただけません。
■マイナビニュース
ありのままの若者を拡散するインターン0.2
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