幸運に包まれる民主党

 先週のメルマガで不適切な語句があったことお詫びします。
(※後述する理由でブログには記していません。ご興味ある方は
メルマガのバックナンバをご覧ください)

心の底からは反省しておりませんし、確信犯で使用した語句であり
表現上の選択したものであり社会通念上反省しているふりをみせて
おこうという浅ましい考えでの謝罪です。

お気づきでしょうが皮肉です。テレビなどで「乞食」と、ちゃんと
ATOKでもMS−IMEでも変換できる日本語を使用するとすぐに
「詫びる」昨今の風潮にです。

いわゆる「不適切な言葉」を使い、万人がそう感じれば、発言者の
価値が損なわれいずれスポイルされるだけのことで、まさしくそれこそ
自己責任なのですが「不愉快と感じる人がいる」を大義名分に言葉が
刈られていっています。

これは繰り返しの指摘になりますが、だったら

「ちび・でぶ・はげ」

も刈ってみろと。特に「ちび」などは外科手術や移植手術もでき
ない「不治の身体的特徴」ですからね。

不適切な語句とは「オ●ニー」。ブログに投稿しようとすると

「人を不快にさせる恐れのある表現が含まれています」

とのことです。自慰行為、マスターベーションはOKなんですが
「オナニ●」はダメといいます。その線引きが分からないのですが、
不快なものを遠ざければ解決するという現代日本の構造的欠陥を
思うに・・・・って、むきになるほど思い入れがあるワケではあり
ませんが何だかなぁと。

もっともこれはスパム的なブログやコメント、トラックバックを
排除するのが目的だと考えるのが妥当なのですが。

ただもしも本当に不快と思われた方がいたら御免なさい。
でも変えられませんし変えません。あしからず。

さて、変わらないと言えば民主党。党首は代わりましたが変わっ
ていません。チェンジを訴えたアメリカ民主党とはえらい違いです。

いうなれば先週が「旬」だった小沢・・・もとい日本民主党代表
選挙をネタにしなかったのは理由があります。

過去、暫定民主党支持を表明し、現在消去法的自民党支持者と
公言し、かつ外交と国防と「MM学園合唱部を子供達はどう思う
のだろうかと」と苦言を呈するミヤワキの立場からして、どういう
切り口で述べても「悪口」になると判断したからです。だから
まぁその後も偏向報道を続けるテレビ朝日を腐すだけにしました。

そして下馬評通りの出来レース。自民党の茶番劇のほうが
愛憎劇が折り込まれているだけ見所があります。

が、しかし、たまには民主党も誉めて上げようかと腕組みを
して閃いたのが「運」の良さです。積極的民主党支持者の皆さん
はこれをもって天運とし、熱烈応援自民党の方は戦々恐々とする
ことでしょう。

まず、福田の坊ちゃまから麻生のぼっちゃまへと、まるで
学級院長の交代ぐらいの軽さで政権が譲られたときに

「いまこそ民意を!」

と民主党を筆頭に野党が一致し解散総選挙が叫ばれました。

で、その時に太郎ちゃん、コホン、もとい一国の首相への
敬意が脱字していました、麻生首相が決断し解散したとします。

あのタイミングなら間違いなく民主党が勝利し、

「小沢一郎首相誕生」

となったことでしょう。
歴史に「IF(もしも)」はありませんが、作文から
「もしも」を封じることはできません。

リーマンショック、派遣切り、内定取り消し。

初めて政権を掴み美酒に酔いしれた二日酔いの頭で「未曾有」
の経済対策に民主党は追われることになります。

お金の問題には強い小沢首相ですから難局をどうにか乗り切っ
たかもしれません。すると年明けには自身の公設第一秘書が
政治献金問題で逮捕されます。

議会は空転し国民は失望します。野党の党首ではなく一国の
首相の「政治と金」です。もしくは「国策捜査だ」という
ご自身の批判が正しいとするならば、首相の権限で捜査を
握りつぶしていたのでしょうか。どちらにしろ国民にメリットは
ありません。

批判をかわす狙いから小沢首相は辞任し、民主党内の人事異動で
今回同様に鳩山(兄)が首相になったとします。そこにやって
きたのが「豚インフルエンザ」です。さらに悪いことが重なります。

民主党はNC(ネクストキャビネット:このすぐに英語にする、
しかも一般的に流通していない単語をもちだす「俺、英語とくい」
的な優等生な感じも民主党を信じ切れない理由の一つです)で
政権奪取後の「人事」を発表しているのですが、HPによれば
ネクスト厚生労働大臣とやら「藤村修」さんです。

藤村さんのホームページの「理念と信条」にこうあります。

「首都機能移転、東京一極集中から大阪主権を!」

仮にこれが実行されていれば首都機能の移転でてんやわんやの
騒ぎとなっている大阪で新型インフルエンザ。厚労大臣のお膝元で
大騒ぎです。

と、一連の「危機」をみるに民主党が政権を担っていなかった
ことの幸運を感じずにはいられないのです。そしてこれは国民に
とっても。

民主党の実力を評価してではなく

「自民党型政治だからダメ」

という短絡的な政治批判においてつぐ言葉は政権交代による
淡い・・・ともすれば乙女の祈り、小僧の妄想のような根拠の
ないものだとしても・・・期待を胸に不況のいまを生きることが
できているからです。

ここからは歯の衣を脱いで語ります。

民主党は常に「風」を頼りに選挙戦を闘ってきました。
そして党の存在が「運」により守られてきたとしたら。

自民党がダメだからを存在理由とするのは「S●X」ができ
ないから「オ●ニー」で我慢せよといっているのと同じ。

「民主党とはなんぞや」

新党首の言葉をニタニタしながらまっています。

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