識者というものは専門知識を有し、且つ時系列で事象に対して
あたり、加えて己の立場を明確にしているものでなかければなりません。
と、いうのもそうでなければ街角の井戸端会議と同じだからです。
株が上がれば楽観論、下がれば絶望論。
もともと株屋と馬券師を同一視していた私からすれば、この見識は
馬券師に失礼だったと反省しきりです。
博打は負けても自己責任です。
ところが株屋に、その株屋の尻馬に乗っかった銀行屋もお上に
すがろうとします。
どちらが潔いか?
またここ数年よいことのように囁かれていた小学生からの
「マネー教育」
の末路に持っているのが今より潔さの欠けた未来です。
上がって歓び下がって泣くのなら誰にでもできます。そんな連中を
増産する国にまっている未来は悲惨と、金融危機よりも恐ろしいと
煽ります。