いやはや「世襲系」の害ってのは政治より商売の世界で顕著です。
政治屋さんは少なくとも選挙というフィルターにかけられますからね。
それに世襲批判を鋭角にすることは今の政治制度の全て否定すること
になります。例えば今回の「政権交代。(←あぁあ、この句点もすっかり
市民権を得て、美しい日本語が次第に記号だらけに・・・って、この
ブログ文体がすでにそうですね)」で「世襲じゃない」っと吠えている
民主党の坊ちゃん・・・代議士先生がいらっしゃいますが、彼らの多く
が「党」から金を貰って生活していたと聞きますから、国費で養われて
いたということです。地盤と看板に関して言えば今回は「民主党」という
看板さえあれば勝てたような選挙で、世襲と大差はなかったと私は見ます。
まぁとにもかくにも「選ばれる過程」があるだけマシで、それは
次には「選ばない」こともできるからです。
ところがね。経営は世襲できちゃうんですよ。
しかもね。少年の心をもった「子供おやじ」でも。
本稿に詳しく書きましたが、男は男になろうとしない限り男に
なれない生き物です。この点、女性の方は生まれながらに女で
成熟度からいって頭が下がります。ウチの近所で小学校低学年の
女の子が遊んでいる話し声を聞いていると、しっかり派閥を作り
議論を誘導し、主導権を握っています。そこに一人だけ男の子が
参加しているのですが、かれは小間使いのように使われており
幼き日、姉やその友人にこき使われた自分を見るようで涙が
止まりません。
話を戻します。
この「少年の心0.2」にはIT業界へのアイロニーも込めて
おります。
「戦隊ヒーローの新製品(おもちゃ)をねだる子供」
とは今、Twitter祭りをしている業界人と同じです。
次のブームはARでしょうかね。でも・・・シンケンジャーと
同じで来年には忘れ去れているのではないでしょうか。
◆お坊ちゃま社長の迷惑。純粋なんかじゃない少年の心0.2(マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/034/index.html