メディアは告示後「不偏不党」の報道という虚飾体制にはいり
ましたので、都知事選についてつまらない報道が相次ぎますが、
先週の「4候補討論」で重大な発言がありました。
宮城県の皆さん。お気をつけください。
そちらの元知事が危険な発言を。
「県は借金できない」
県知事時代、借金を2倍に増やしたという批判に答えました。
単年度会計の県予算の制度上、いわゆる借金はできない仕組み
となっているといいます。
これまた「詭弁」。
でなければ危険な告白です。
この場合の借金とは「県債」です。
私が小学校の時にならった社会では国の借金が「国債」で
県の借金が「県債」。会社の借金が「社債」で、区の借金が
「クサイ(区債)」
で、大爆笑となりました。
しかし、厳密には借金ではありません。浅野候補がいうように。
「債権」ですから出資者は自己責任で、この権利を購入するとい
うことになります。
語弊を怖れずにいうならライブドアの株券と同じ自己責任。
紙切れとなっても文句はいえません。
だから宮城県は借金をしていない。
出資者から金を募ってるだけだと。
大神源太や八葉グループのように。
・・・宮城県の県債を持っている皆さん。
お気をつけください。
アルゼンチンのような「デフォルト(債権不履行=支払不能状態)」
になるかも知れないことを示唆しているかも知れないのです。
但し、宮城県以外の一般的な債権は日本国内のものは安心と
いわれております。
「ちゃんと借金として返済予算を組んでいる」
ものが殆ですから。
ちなみに彼は「タミフル」で渦中の厚生労働省の半分、厚生省の
お役人様あがりです。
詭弁を労す天才なのかもしれませんが、あまりにも危険な告白です。