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    Categories: 時事コラム

「思いやり予算」の真意

 いまだに寝言を言っているのかと思うのが「思いやり予算」。

私もその存在を知ったときは「イカン、イカン」と思ったもので
すが、実態を知れば必要経費と頷きます。もちろん、自前で自衛隊
を国軍とする普通の国家となれば不用ですが、現状では仕方があり
ません。

しかし、グアムへの移転費用などで「識者」はいいます。

「なぜ、米兵の居住施設まで負担しなければならないのか」

私が答えましょう。「思いやり予算」の真意について。

思いやり予算とは国防費の一部であり、国防を米軍にアウトソーシング
する費用であるのは仮の姿です。ここまでは普通に論じる人もいて
凡庸です。

残念な事実をおはなしします。

日本はアメリカの植民地です。植民地が宗主国に「上納」するのは
当然のことです。まして植民地を警備する警備兵の皆様の寝所、
衣食を手伝うのは義務とも言えます。で、予算が組まれます。

おいおい、それでは自虐論じゃないか。

と仰るかもしれませんが、私の指摘するのはそこではなく
ネーミングです。

なぜ? 思いやりなのか。

これは日本国が植民地だと国民が知れば動揺が走り、自信をなくし
不安に駆られ悲嘆に暮れることでしょう。そこで言葉をオブラートに
つつみ曖昧にするのは日本のお家芸です。

そう「思いやり」とは官僚様が日本国民に事実を伝えて悲しみに
暮れさせないための「おもいやり」だったのです。

えっとこういうときに面倒だなぁと思うのがネットの住民で、
過去からの文脈を読まずに感情的に攻撃する人がいますので念のために
記しますがイヤミですよ。

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miyawakiatsushi :