電子教科書議論ですっぽり抜けているのが「誰が教えるか」です。
ただでさえ教員の質の低下が叫ばれる中、あらたなツールを
与えて、それを使いこなせるのかが不思議です。
それは近所の小学校のボランティアをしていた経験からも明らか
です。
一例を挙げれば
「月間予定表を一太郎の罫線記号で作成」
「行揃えはスペース」
「文字サイズの変更ができない」
フォローするなら「先生は忙しい」。
夏休み、冬休み、春休みがあり、週休二日でも先生は忙しい
らしいのです。
そこに電子ツールが加わります。教科書を電子化しても、先生
は生身の人間です。機械の体はアンドロメダ終着駅までいかなけ
れば貰えませんし、現代科学では火星までも2年の歳月がかかり、
機械の体を貰える頃には即身成仏となっていることでしょう。
そんな教育現場の実態です。
■マイコミジャーナル
潜入ルポ! 公立中学校のデジタル教育に見る「電子教科書0.2」
http://journal.mycom.co.jp/column/itshacho/097/index.html