朝4時起きですべてがうまくいくならば

 朝4時起きですべてが上手くいそうな。

と、いう出版企画広告を新聞で拝読。

「早起きのススメ」

はWeb担当者Forumでも書きましたが、私自身が
朝型に切り替えて仕事が上手く回転したものですから
早起きは推奨しています。

しかし・・・これは嘘か詐欺かと吹き出してしまいました。
4時起きの効能を問われ、こう説きます。

「くよくよしなくなった」

精神論や宗教でしょうか。
あぁこの本も「自己啓発」なのだと嘆息。
実戦的早起き論者としては至極残念。

早起きにより時間的余裕ができ、仮に失敗したとしても
翌日にはリカバーできる・・・ので、くよくよしないのなら
わかりますが、まず「くよくよしない」ありきというのは
主観や個人差、個体差の話しでメソッドにはなりません。

私が早起きを勧める理由はくよくよしないためではありません。

1、雑事に煩わされないで作業に集中できる
2、アイドリングが完了しているので出社時から全力疾走ができる
3、一日の披露を抱えた残業より作業効率がよい
4、情報に接する時間が早くなり、対処方法を検討する時間が得られる

などなど。精神論は5番目以降で

「人が寝ている間に仕事をすることで優越感に浸れる」

ということでしょうか。ただ、これだけならライバルが残業し、
土日仕事していれば抜かれるので、決定的な材料にはなりません。

また著者は11時就寝の4時起床としていますが、5時間睡眠は
生理学的には1.5時間のサイクルから微妙にずれており、やはり
「個体差」の問題ではないかと。それに加えて言えば、これだけ
睡眠時間を削って仕事をしていれば、朝4時起きでなくても
成功するのではないでしょうか。

さらにひとこと。

「くよくよを解決したければ心療内科へ」

くよくよする性格の人が、4時起きにチャレンジして失敗した
とき、症状を悪化させ、すべてが上手くいかなくなりますので
ご注意を。

 

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