東京2020を彩るアーティスト大予測


 弊社の専務と近所の焼き鳥屋のランチを食べていたら、流れてきたのが浜崎あゆみ。

 彼女が人気タレントであることに依存はなく、アーティストもまぁ見逃せるものの、その歌唱力から「歌姫」という称号に疑問がのこると議論になります。コンピュータで音程処理できる時代とは言え「歌手とは」とは、いかにもオッさん、オバハンの好きな雑談と笑ってください。

 話題は2020年の東京五輪に。その時、誰がパフォーマンスを披露するのか。

 五輪の開会式はもちろん、閉会式はその国を代表する歌手やバンドがフィナーレを盛り上げるものの、いまの日本に、世界に通じる「歌」を届けることができる歌い手が果たしているのかということ。

 順当に考えれば「椎名林檎」。リオ五輪の演出にNHKでの実績からも申し分ない。次が「宇多田ヒカル」。幾人かの名前が挙がるも、イマイチ、これって言う名前でもありません。

 食事が終わった帰り道、東京五輪まで安倍首相で小池百合子都知事ならばという前提で天啓が閃きます。その答えは

「JPN2020」

 何かと言えばAKBをもじって日本のJPN。数字は2020。あるいは四十七とド府県から「JPN47」。

 AKB一門だけではありません。日本の総力を結集という意味で、ももクロちゃんやモーニング娘。に、それぞれのOBまで大集結。さらには男女平等の視点から、EXILE一派のすべてに、一億総活躍社会の観点から還暦を過ぎたアルフィー。

 また多様な価値観という視点からは「デーモン小暮閣下」。悪魔の召喚については一神教の欧米人の反発も予想されますが、十万年生きている閣下は「高齢化社会の象徴」として出演して貰います。また、コンピュータ制御でない「生歌」ならば、閣下ぐらいの声量と歌唱力は、実際の演出上も必要でしょう。

 そうなれば沖縄は特別枠で大量投下しなければ、また「差別されている」と翁長知事が騒ぐので、沖縄出身というだけで全員合格。ビギンを団長にモンゴル800やHY、マックスはもちろん、フィンガー5の復活もこれを機会に果たします。

 九州地方代表は世界のSEIKOこと松田聖子ひとりで十分ですが、甲斐バンドとかタモリとか、福岡集中には若干の警戒が必要でしょう。

 中国地方はパフューム、四国は松本明子あたりでしょうか。一気に北上して北海道は松山千春御大でお釣りがでるほど。

 これが「JPN2020」です。ごった煮を越えて闇鍋感も漂いますが、なぜこれが安倍首相なり小池百合子都知事ならばという条件付きかと言えば、彼らはポピュリストであり、よく言えば鷹揚だから。

 ただし、うっかり「東方神起」をいれてはダメ。日本での活躍に異論はありませんが、母国のほうからどんな横槍がはいるかわからないので絶対にダメ。植民地支配とか言い出しそうだし。

 そしてもう一つ、注意が必要なのが、これを仕切るとすれば、その実績からも影響力からも、芸能界における立ち位置からも秋元康氏しかいないでしょう。するとこれまたうっかり

「JAP2020」

 とかやりかねないこと。JAPは日本人の蔑称ですが、逆張りの発想とか屁理屈こねそうなので要警戒。

 で、事務所に戻り実際のところ誰になるかの結論が出ます。それは

「初音ミク」

 音程を外すことなく、オタク日本代表として。

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