ダーリンは70歳 高須帝国の逆襲(@katsuyatakasu)|書評

ダーリンは70歳 高須帝国の逆襲(@katsuyatakasu)|書評

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 西原理恵子と高須克弥の共著。「絶版」となりました。
 アマゾンでプレミアム価格がついております。

 昨日の情報ながら、足立区竹の塚の文教堂では4冊の在庫を確認しております。

 理由は「不適切な表現」で、校閲で許されながらも、版元の小学館のお偉いさんの判断で、書き直しを命じられた、高須クリニック院長 高須克弥氏は版権の引き上げで対抗。

 具体的な箇所は発表されていないのですが、読んだ限りでは

「士農工商、穢多、非人という身分制度があって」

 という語る高須氏の祖母のエピソードがあり、ページをめくると西原理恵子が「差別じゃん」と怒るところまでかと。71才の高須氏の祖母といえば、明治か大正の生まれの人で、終戦からしばらくの話しを、いまの人権意識で捉えるのはナンセンス。

 高須氏の祖母の発言を、「現代風」に言い換えるなら、時代背景もなにもあったものではありません。また、パートナーの西原理恵子に「差別だ」と指摘させることで、しっかり現代的価値観も踏まえています。

 過剰反応でしょう。例えば、同時代人へとつながる祖先の実名を挙げて、しかも侮蔑的目的あきらかな文章で、現代的価値観も踏襲せずに穢多、非人を使ったなら「不適切」と指摘を受けても致し方ないでしょう。

 むしろ、過去のある時点においては、そうした差別があったことは、今の人権啓発にこそなれ、現時点における差別を助長する「不適切」とは過剰反応です。

 作家の樋口毅宏氏は高須克弥氏の名前も、著書名もだしていないが、リツイートの前後関係から、本件に言及しているようですが、たぶん、彼、読まずに批判しています。

 先に触れたように、西原理恵子の言葉で「差別」と紹介しているので、著者の高須克弥氏には、差別と呼ばれることへの自覚はあります。

 なにより、この章で語っているのは「価値観の違い」であり、差別についての価値観と、差別への感覚の時代を経た違いを含め、一級の教材になるといっても持ち上げすぎではありません。

 差別を減らす特効薬は多様な価値観の存在を理解し、尊重することで、反対が1つの価値観の強制です。なぜなら、差別は好ましいことではありませんが、差別の廃絶を原理主義的に唱えることは、

「差別主義者の差別」

 という論理矛盾に陥るからです。これ、ヒトラーやナチスによる選民思想の裏表です。

 ましてや祖母の思い出。そして出版物です。手に取り、不快に思うなら買わなければ良いだけのこと。

 あえて樋口氏のツイートを挙げたのは、読まずの批判は無責任すぎ、作家のそれではないどころか、過剰反応を加速させ言論と表現の自由を萎縮させるから。

 仮に樋口が読んだとしても、具体的に問題箇所を指摘しないままの批判は、誹謗中傷と同じレベルで、パヨクの非論理性と同じ。あ、その前のツイート見ると、彼、パヨってるわ。どうして高橋昌一郎氏の連載を終わらせて、彼の連載を始めたんだろう週刊新潮、とは流れ弾。

ダーリンは70歳 高須帝国の逆襲
http://www.as-mode.com/check.cgi?Code=4091792251

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