鳩山首相の「戦ってください発言」が問題視されています。
なぜ? 問題なのでしょうか。
いいですか。特に民主党に票を入れた皆さん。
小沢一郎幹事長さまが昨年末に大訪中団で「朝貢」したのは、
私たちは皇帝の忠実なる僕ですという恭順の証です。つまり、日本を
早く中国の版図にお書き添えくださいという意味なのです。
それは政治体制も同じ。いやしくも天皇陛下をあごで使おうなどと
我々非民主党の人間にとって恐れ多くご無礼なることは考えもできな
いことであり、日本国の外交戦略上も愚策以外のなにものでもない
ことを平気でやってのけるのも、国家観の違いで考えれば合点がい
きます。
大統領、総理大臣、国家主席、書記長、議長、将軍様。
国が違えば、最高指導者の肩書きが変わることは珍しくありません。
また肩書きに「国家観」が色濃く現れます。
日本国は天皇陛下を元首に頂いて、総理大臣がその次というのは
先の衆院選挙までの話し。いまやもう古すぎます。さすがの私でも
不遜すぎて天皇陛下の現在ポジションを公に記すことはできないの
で、ご勘弁いただきたいのですが、現在の国家元首の肩書きは
「民主党幹事長」
あるいは
「民主党選挙対策本部長」
で、次に「民主党代表」がきて、総理大臣はその次の三番目です。
ご理解できましたか。これが現在の日本の「国家観」です。たぶん、
次の教科書改訂の際には尖閣が中国領となり、劣悪な自民党支配を
輝ける民主党政権が小沢幹事長様の勇猛なるご指導のお導きで打倒
したという記述と共に、これが記載されることでしょう。
はい、もう分かりましたね。
だから鳩山首相は上司である民主党幹事長様の「ご聖戦」を応援
するのは当然だということです。もちろん、民主党議員も国家の
最高指導者に発言するなどできるはずもありません。
メディア批判も当然です。偉大なる幹事長様の名誉を傷つける
などあってはならないことなのですから。誰がこの国を米帝支配から
解放し勝利に導いてくれるのかと考えれば偉大なる小沢一郎幹事長様
しかおられないのは自明です。
・・・あ、間違えた途中から将軍様系に。
民主党の一党支配が始まったので当然という話でした。
民主党の民の字は中華人民共和国の民の字とよく似ています。