外に入れる人がいないよね

ま、当然の結果の都知事選でした。

しかし、民主党はここが正念場です。
単純に首長選の勝敗は自民党に軍配が上がりましたが、一方
県議レベルでは大躍進しました。

さて、これを民主党執行部がどう判断するかです。

「勝った! 勝った!」と大本営発表か?
それとも首長選での敗退を引きずるか。

いやいや、

「反自民党としての受け皿として期待されている政党」

ということで、まだ「見捨てられていなかった」といことです。

つまり、しっかりと各地域に根付いた選挙、浮動票だよりの
空中戦ではなく、地に足をつけた戦い方を今から始めれば
参議院選挙での勝利の可能性がでてきたのです。

都知事選に限っていえばメディアがまたミスリードしているのが
石原慎太郎勝利を「人柄」と捉えている点でしょう。

ぶっちぎりで当選してもまだいちゃもんつける新聞も多く、
都民を馬鹿にしているという告白です。

「衆愚は人柄という正体不明のもので選んだけど、
ボクチン立ち、報道陣は賢いからだまされないもね」

ついでにいうとあの新聞が「いわゆる従軍慰安婦」を取り上げた
のも慎太郎さんの追い風になったことも付け加えておきます。
だって調子に乗った外の有力候補者がこれを例に

「アジア諸国」

っていっても「それ中国と韓国じゃん」と分かる人が増えており
今の無党派層って「受け入れ先がない」だけで、政治に無関心な
だけじゃないのです。

まして、東京都では在日からフィリピン、中国人、白人、黒人
などなどが普通に暮らしていますし、同時に摩擦も普通にあります。

人種間というより考え方違う同士では摩擦は起こるということです。

そういう意味で考えると「マイク・ホンダ」さんは石原さんの側面
支援をしていたと見るのが妥当でしょうか(笑)。

人柄だけでいうなら石原さんが人格者や陽気なおっちゃんだと
思っている都民はあまりいないでしょう。

ただ、「やるといったらやっちゃうかも知れない」という力強さ、
いいかえれば「政治的な手腕」への期待は高く、人柄への評価が
正しい言葉遣いでないだけのことです。

と、いうか身内近辺リサーチによると

「外に入れる人がいないよね」

というのが圧倒的でした。

民主党に背中を押された浅野さんに関しては論外。

「やりたい人がやればいい。ムリにやって欲しくない(恩を着せられてまで)」

これが奥ゆかしい宮城県と、厚かましい都民との違いではないでしょうか。

仮に浅野さんが「俺がでる! 民主党よ、力を貸してくれ」といって
颯爽とでてきていれば、

「反自民、反石原」

に加えて

「なんとなく、反対へ」

という票をゲットでき、さらには

「もう一度だけ民主党に期待してみようか」

も入り、もっと違う結果になったことでしょう。

だから都知事選に関しては当然です。

が、しかし、「反自民の受け皿」を期待する声があります。

民主党がこの声に真摯に傾けられるか。否か。

・・・あまり期待できないのが悲しいところですが、統一地方選
の後半戦に参議院選挙。

実戦でチャレンジするチャンスなのです。

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